賭け同伴のススメ
せっかく何年か夜の世界におりましたので、お仕事に悩んでいらっしゃる現役さんへ、微力ながら記事にてお手伝いさせていただきますね。
さて、キャストさんの中には、「お客様にご飯に誘われるはいいものの、来店の意思がなさそう」だという、店外デートのお誘いに頭を抱えていらっしゃる方も多いかと思います。
これは本当に悩ましいですよね…。
遊び慣れた「食事=同伴」だと思って下さるお客様が一定数いらっしゃるからこそ、何でこの人は分かんないの!?などとイライラした時期がわたくしにもありました…。
ただ、こういう時は、こちらよりいくつか条件を提示できれば同伴に持ち込めることも多々あります。
注意点も含めてご参考くださいね。
1. 出勤前の短めの時間を指定せよ!
私は普段は忙しい苦学生設定(本当に忙しかったのですけど)でしたので、食事は「学校とお店の隙間の短い時間であればいけます!!」とお伝えしていました。
休みの日がいいと仰る方には、理由をつけて休みが合わないことを嫌というほど思い知っていただきました(てゆうか本当に忙しかったし)
それでご縁が切れるような方でしたらそもそも来店しないので、さほどお気になさらず、ほかのお客様に注力しましょう。
2. 食事のお店はこちらが指定せよ!
お客様の指定のお店はこちらの自由度が低いため、危険な目に逢いかねません。
もし個室などを予約されてしまうと、特に逃げ場がないため、避けた方がいいでしょう。
よほど長い付き合いで信用のおける方でなければ、「行きたいお店がある!」と、こちらからお店を指定することを推奨します。
黒服さんはそのへんのお店の知識もあるので、アドバイスを聞いてみるのもいいかもしれません。
3. エスコートへの協力を仰げ!
当日までに、賭け同伴のお客様がいます!と、お店側に伝え、お客様にお店まで送ってもらえれば、エスコートがうまくお店まで導けるよう、頑張ってくれます。
食事に行くお店、来店時間など合わせて前もって伝えておきましょう。
4. 同伴っぽさを感じさせるな!
お客様はプライベートでのデート感を味わいたいがために、店外デートをしたがるのです。
ですので、食事の際は同伴であることを匂わせないようにしましょう。
むしろ、「短い時間なのに時間作ってくれてありがとう感」と、「本当にご飯に行きたかったので無理して来ました感」を醸し出すと、お客様も悪い気はしません。
ここから先は場内指名を取りに行く感覚に近いです。
短い時間で楽しんでもらって、時間を気にしていると、わりと「じゃあちょっとだけ飲みに行こうかな…?」となることがあります。
もちろんその時は大喜びしてくださいね!笑
5. 引き際は潔く!
もし上記が身を結ばなくとも、出勤時間にサクッと「美味しかった!楽しかった!ごちそうさまでした♡」と切り上げることで、追いかけてくるお客様もいらっしゃいます。
美味しいものを食べられて次に繋がるなんて、メールやLINEで連絡を続けるより効率的かつお得だと思います。
6. あくまでデート感を出せ!
結果に繋がるかどうか微妙だと、やる気の出ない方もいらっしゃるかもしれません。
しかしここで気を抜くと、出るはずの結果も出ませんよ。
デートに着ていく、また、OLさんでしたら綺麗めのコーデもいいでしょう。
なるべく自分が可愛く見える格好でお出かけくださいね。
ここまでいくつかまとめてみましたが、私の営業スタイルとして、「お客様に無理をさせてもしょうがない」というのがありました。
それは食事の際もお客様にも説明しており、無理やりお店に引っ張る意思のないことを伝え、警戒心を解いていました。
リピーターを掴みたいのなら無理させてもしょうがないんです。
接客業である以上、お客様の心地よい時間が第一であることを忘れないことが大切ではないでしょうか。
まぁ、食事が楽しくてその後お店に行くかどうかはお客様の自由です。笑
その力量こそ、キャストの腕の見せ所だと思います。
頑張ってくださいね!!
日頃からのケアをしっかりと☆