東京、夜の蝶の記憶

東京の元ホステスの思い出話。ロッカールームや送りの車事情なども。

頭を使わざるを得ない、からの

水商売は「ちょっと見た目のいい奴がラクしてお金が貰える仕事」だと思っていらっしゃる方も多いかと思います。

 

確かに麗しい見た目は大いに有利ですし、居るだけで人を幸せにするという点でいえばまさに才能です。

 

しかしちょっと考えてみて下さい。

水商売は

 

  • 来客と接する時間が長く
  • 何かを売る訳では無いので会話を主体としなければならず
  • 会話が主体なら会話を楽しんでもらわなければならず
  • 来客の雰囲気から話題の引き出しをうまく操り
  • 価値のある空間と時間を作り上げる

 

 

というのが仕事。

生きた人間が相手となる以上、会話にマニュアルは存在しません。

ものすごく頭を使います。

 

複数人を1人で接客するお店の方が難易度が高いと思います。(やり方次第ではありますが)

 

来客にとってつまらない・気に入らないということがあれば、自分の給料が減るどころか、怒らせてチェンジと言われ、席に居られなくなることもあります。

 

そのような訳で、水商売従事者は席に着いている時は気の利いた会話をすべく、頭を使っていると思うのです。


f:id:Ilovedrinking:20170619170659j:image

 

私は接客中は会話を引き出すよう頭を使うだけでなく、どうしたら楽しんでもらえるかを考えるようにしていたので、1組に着いて延長になった日にはもう……その1組だけでクタクタになることもありました(;´Д`)

 

1番を取るキャスト・ホステスはこれを続けても苦にならない持久力と体力、そしてブレない精神力の持ち主だろうなと思います。

 

仕事として「どう営業して次回の来店に繋げるか」に焦点を置きがちになることも多いかと思うのですが、店内でいかに楽しく過ごしてもらうか、どう時間の価値を高めていくのかを追求する方が私は好きでした。

 

 

ですので自分が入店する場所を決める時も、できるだけ心地よい空間、ソフト面のみならずハード面もある程度見るようにしていました。


f:id:Ilovedrinking:20170619170722j:image

 

この仕事に携わり、ライフハックの観点でものを見ることができるようになった瞬間が懐かしいです。笑

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ キャバ嬢・ホステス日記へ
にほんブログ村