コロナで銀ホスになりました。

旧「東京、夜の蝶の記憶」東京の元ホステスの思い出話。ロッカールームや送りの車事情なども。コロナで銀ホスに戻りましたので再開します。

風紀・色管理のあるお店

「お店の女の子と黒服って付き合ってんじゃないの??」などという質問に関しまして、こちらは生憎、全く無いケースだとは申し上げられません。

 

 

 

キャスト・ホステスと従業員がただならぬ関係を持つには細かく分けて2種類ございまして

 

 

風紀=お店のキャスト・ホステスと男性従業員が関係を持つこと

 

色管理=キャスト・ホステスに対し、男性従業員が自分に恋心や執着心などを向けさせることで、彼女達の売上を上げるなどの管理をしやすくする邪道

 

 

風紀は職場恋愛なので、お客様の夢を壊すことがなければいいのではないか、と個人的に思います。 

 
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色管理は女の子という商品を消耗品として扱うにほど近いので私はあまり好きではありません。

 

学生時代に働いていた、上野界隈お店の系列は色管理が顕著でした。

 

黒服社員が、売れると見込んだ子と関係を持ち、売上を上げさせるということが横行していました。

 

キャストも女子大生がメインだったので、そのへんのプロ意識がないというか、まんまと手口にハマり、黒服社員の言われるがままに出勤し営業をし、大きな売上を作っていました。

 

まだ経験の浅い若い女の子は一度身体を許すと黒服社員の言いなりになってしまっていましたし、恋と勘違いしやすい状況、「この人のためなら頑張れる」と職場恋愛のようなときめきを利用した悪質な管理方法だなぁ、と大学生ながらに俯瞰していました。

 

キャストはめいっぱい在籍したとしても4年~6年。

在籍は短い期間と見込んでそのような方法で仕事をしていたのでしょう。

 

 

それにしても売上を上げられるわ女子大生と楽しめるわ、お前らほんと役得だなおい!!!www

 

と、20歳そこそこの私でも冷ややかに思ったものです。

 

そんな意識の低いお店なのでアルバイトの黒服も女の子に手を出したりややこしいことになっていました。

お互い学生でも普通の職場恋愛にはならないんだ、と、この時に黒服の男性はいかなるときも信用できないと思うようになりました(白目)

 
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ちなみに、皆様に一抹の希望を残させていただくとすれば、普通の、まともなお店は風紀は厳禁とされております。

 

ご参考までに。

 

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人間関係はいいに越したことはない

現役水商売の知人・友人が今でも何人かいるのですが、皆口を揃えて言うのが

 

「今の若い子ってあいさつができない!」

「自分のことにしか興味がない!無視する!感じ悪い!」

 

ということ。

「最近の若いもんは」とか言いたくないんですけどね、「こんな簡単なことができないなんて損じゃない?」とは言いたい。

 
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お店は職場なので、仕事仲間とは仲良くしておいた方が仕事はやりやすいんです。

 

黒服も人間なので、同じ売上を上げていても、感じのいいキャスト・ホステスはいい席に付けようと思うでしょう。

そのへんは空気を読んで、黒服には打って変わっていい感じに接する方もいますね。笑

 

さらに、お姉様方といい関係を築かないとそもそも仕事が成り立たないクラブにいた私は、チームプレーの威力をよく知っています。

そこそこめんどくさかったけど。笑

 

仲良くしておけばお客様を2人で接客し、より多くお金を使っていただくということも可能です。

 

さらに仮に指名客のあるキャスト・ホステスとの仲がいいとすれば、場内指名に繋がることもありますよね。 

 

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それぞれやり方はありますし、そんな事しなくても稼げる!という方なのなら仕方ありませんが…

 

そういったタイプで1人で売上を上げるような方で長続きした方は見たことがございません。

 

仕事は楽しく!と思う私には理解し難いのが加齢なのでしょうかね。

 

 

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頭を使わざるを得ない、からの

水商売は「ちょっと見た目のいい奴がラクしてお金が貰える仕事」だと思っていらっしゃる方も多いかと思います。

 

確かに麗しい見た目は大いに有利ですし、居るだけで人を幸せにするという点でいえばまさに才能です。

 

しかしちょっと考えてみて下さい。

水商売は

 

  • 来客と接する時間が長く
  • 何かを売る訳では無いので会話を主体としなければならず
  • 会話が主体なら会話を楽しんでもらわなければならず
  • 来客の雰囲気から話題の引き出しをうまく操り
  • 価値のある空間と時間を作り上げる

 

 

というのが仕事。

生きた人間が相手となる以上、会話にマニュアルは存在しません。

ものすごく頭を使います。

 

複数人を1人で接客するお店の方が難易度が高いと思います。(やり方次第ではありますが)

 

来客にとってつまらない・気に入らないということがあれば、自分の給料が減るどころか、怒らせてチェンジと言われ、席に居られなくなることもあります。

 

そのような訳で、水商売従事者は席に着いている時は気の利いた会話をすべく、頭を使っていると思うのです。


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私は接客中は会話を引き出すよう頭を使うだけでなく、どうしたら楽しんでもらえるかを考えるようにしていたので、1組に着いて延長になった日にはもう……その1組だけでクタクタになることもありました(;´Д`)

 

1番を取るキャスト・ホステスはこれを続けても苦にならない持久力と体力、そしてブレない精神力の持ち主だろうなと思います。

 

仕事として「どう営業して次回の来店に繋げるか」に焦点を置きがちになることも多いかと思うのですが、店内でいかに楽しく過ごしてもらうか、どう時間の価値を高めていくのかを追求する方が私は好きでした。

 

 

ですので自分が入店する場所を決める時も、できるだけ心地よい空間、ソフト面のみならずハード面もある程度見るようにしていました。


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この仕事に携わり、ライフハックの観点でものを見ることができるようになった瞬間が懐かしいです。笑

 

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キャバ嬢とホスト

実際に訪れたことはないので画面でしか存じ上げませんが、ホストの方々の元気さと肝臓の頑張りにはいつも頭が下がります。

 

売上がなければ稼ぐどころかマイナス…

売上が高いホストたちに入ったお酒を飲まされる…

 

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玄人御用達肝臓用サプリ

 

だから自分を守り、売上げを増やすために必死に接客をする。

加えて地頭の良さと回転の早さがないと結果を残せない。

 

ホストという仕事を選んだ方々は、女性よりも何倍も厳しい環境に置かれている思います。

 
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そのような、人を喜ばせる接客にかけてはキャバ嬢より一枚も二枚も上手のホストにハマる同僚キャストは割と多かったです。

(ホステスになるとさすがに割合はぐんと減る)

 

入れ込んでしまう彼女達はホストと同じように、相手の好意を操る術に長けているにも関わらず、自分が彼女と信じて疑わないのです。

 
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ホストに入れ込むのは、普段真面目に仕事をして、売り上げている方に多かったです。

確かに普段気遣いをし続けていると、ホストの方々の元気さや優しい笑顔にはとても癒されると思います。

 

私も心が折れている時に優しくされたらハマらない自信はありませんwww

 

真実は当の二人にしか分からないのですが、よくお店に呼ばれて飲みに行くのを目の当たりにしては、あっ...(察し)となっておりました。

 

あくまで私の感覚なのですが、彼女であればお店には呼びませんよね。

簡単な計算ができれば、お店でお金を使ってバックが入ってくるよりも、お金を使わない方が2人のお財布にとって損にはならないからです。

(システム、計算方法が違っていたらごめんなさい)

 

二件三件ヒモとして家を転々とし、本カノ()を複数人持つ清々しいクズ仕事が出来るホストが大学の同じゼミにいたため、どうもお店と関わりを持たせようとするホストは信用ならない、というのが私の見解です。

 

「あれは……騙されとるよなぁ???」

と、第3者は思うもののなかなか言い出せませんでした。

 

彼女達はどうなったのでしょうか……

私が先に辞めてしまったので行く末は分かりませんが、聡い彼女達なのでどこかで気づいているといいなと思います。

 

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私の古くからの友人で成功しているホストは、当初は飲みに行こうとすると物凄く嫌がられたものですが、役職に就くとプレッシャーがあるのか、むしろ営業をかけてくるようになり、寂しい気持ちになっています。

 

20年来の縁がお金に負けたような気がしています(遠い目)

 

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夜の蝶は羽を休めない

夜のお仕事をしていて驚いたことがあります。

 

赤坂No.1 ホステス 「23歳です(ニッコリ)」

※実年齢30歳

 

のようなことが珍しくありません。

そして皆さん呪いにかかっていらっしゃるのかと思うくらい年を取らないんです。

 

しかしそんなものは

何の努力もせずに手に入るわけがないのでした。

 

この業界にいた折り、プチプラコスメから美容外科医まで、美容情報には困ることがありませんでした。

 


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レースクイーンの元同僚からの有力情報がこちらの整体。

 

整体院癒庵堂

beauty.hotpepper.jp

 

イベント前に小顔にすると言って通っていたのを覚えています。(遠い目)

 

 

その他レースクイーン嬢は美容外科にも詳しかったです。

引退前に「そろそろ顔が弛む」、とか、「顎周りの皺が気になる」、という私にヒアルロン酸注射をゴリ推ししていました。

皮膚に吸収されるのであんまり整形している感がないのでしょうね。

 

現在はヒアルロン酸の注射の方がメジャーのようですが、打ちすぎて腫れているような方をお見受けしますので、やはり自然に歳を取ろう、と思った私です。

もう羽を駆使することもございませんので・・・

 

www.takasu.co.jp

 

 

そのように一線を退いた感満載の身ですが、美容グッズで今でも重宝しているのがこちら

 

リバイタラッシュ

 

驚くほどまつ毛が伸びます。

うっかり手が滑ると産毛が生えるレベルですwww

 

今でも私のまつ毛はビューラーで引き上げると眉毛とぶつかります。

付けまつ毛やまつ毛エクステンションで弱ったまつ毛に悩まされている方には自信を持っておすすめしたい一品です。

 

スキンケアは個人差があるので一概には申し上げられないのですが、お肌が綺麗な方はなぜかこぞってこう言いました

 

オーガニック!!!

 

と・・・。

ジョンマスターとかでもいいんですかね。

 

ちなみに私はスキンケアだとちふれを愛用しています。

(残念ながらファンデーションは色が少ない・・・)

植物油であのお値段は業界最強コスパだと思っています。

 

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room.rakuten.co.jp

 

 

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待機よ続け、な意識低い系でした。

キャバクラ・クラブのホステスには、通称「待機」と呼ばれる、来客の席に着くのを待つ時間があります。

 

ホステスだけ一角に固まって座っていたり、来店・退店の際に立ち上がるあれか、とピンとくる方もいらっしゃいますよね?


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あまりに大人数で待機の際は、「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛お客様呼べなくて申し訳ございません!!!」という気持ちになりますが、ギリギリの人数で待機をしている場合は、座っているだけでお給料が発生するのでなんか嬉しかったりしました(´ω` )笑

 

ごめんなさい怒らないでー(^ω^;);););)

 

待機もちゃんと仕事ですからね、やる気満々スタンバイしていたんですよ!!←

 

そのような待機中のホステスは何をしているかと申しますと、基本

 

  1. ホステス同士でお喋り
  2. 指名客とメール・LINEなど
  3. スマホゲーム(望ましくない)
  4. Twitterまとめサイトでの情報収集

 

が、メインです。

 

本来は指名客を呼ぶべく、直前にダメ押しの営業メールをするのが優等生です!

 

まぁでもね、そんな何組もいらっしゃらない日だってありますし←

あくまで上記は模範演技ですよ。

 

翔子嬢はこの時間をまとめサイトなんかを見て、来客との会話のネタ集めに使っていました。

 
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こういうおもしろ画像保存したりしてね。笑

 

 

さらに待機についてはお店によって様々なルールがありました。

 

1. スマホ禁止

これは一番しんどかったです……

電話するときだけ指定の場所での利用可、というパターンです。

 

本当に何もやることがなくて、なんなら働きたいってずっと思っていました…

 

2. 腕組み・足組み禁止

これは癖でやってしまって注意され勝ちでした…

綺麗に見えないと駄目ってことなんでしょうね。

 

3. 従業員同士での会話禁止

これは……なんですかね、素を見せてはならないということなんでしょうかね。

いまいち何を目指した取り組みか分かりませんでした。

聞けばよかったな…


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正直申し上げますと、席に着くのを待ちすぎると、当初はやる気があったものの、だんだんお尻と椅子がくっついてきて億劫になるものです…

 

さらに、滅多にないものの、そこで場内指名をいただく可能性もあるため、見られているからには気を張っていないといけないのは地味に大変です。

 

「待機の態度が悪い」などと見なされると席に着いた時にマイナスイメージから入られてしまうことがあります。

損ですよね……

 

 

「この時間営業終了まで続かないかなぁ」などと言う私のような意識の低い人間もおりますが、仕事の効率が下がるのを避けるためにも、本当は待機時間は短い方がいいです。

  

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和服買取、とっても助かりました(´ω` ) 

 

 

 

夜の仕事経験の善し悪し

こんばんは(´ω` )

眠れないので短めに記事を更新します…

 

夜の仕事をしていていくつか得をしたなぁ、と思ったことがあります。

 

この仕事、会社では教えてくれないのに、知らなければ「なんで知らないの?」となる、理不尽な常識と呼ばれる社会人として必要なスキルが最短で身に付くんです!

 


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例えば

 

  1.  ビールを注ぐ時はラベルを上にする

  2. 飲み物の残りに気を使うようになる
  3. どんなつまらない話でも拾うようになる
  4. ちょっとやそっとの下ネタに動じなくなる

 

など、思いつくだけでこのように飲み会がスムーズに進む技術の羅列。

 

飲み会の幹事や飲み会での巧みな立ち回りという小さい仕事でも積み重ねればこいつはできる、と謎認定されます!

 

日本はまだまだ遅れていて、女性は気が利いて然るべき!みたいな迷惑な風潮ありますからね…

 

この経歴で申し上げるのもなんですが、私はここで功績を上げるのは男女問わず得意な人がやればいいと思っています。

その方が効率的でしょ?

 

と、話がそれてしまいましたが、あまりに気が利きすぎると玄人判定されるので、

 

  1. 店員を「お願いします」と呼ぶ
  2. おしぼりを折りたたむ
  3. 灰皿を交換する
  4. 煙草に火をつける

 

とまあ、懸命な皆様はお分かりかと思いますが、この辺は隠すようにしていたほうがよろしいでしょう(; ・`д・´)

 
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なお、最近昔の癖が出て困ったことと言えば、合コンの際に先方の1番ポジションが上の方の隣をキープし、もてなしてしまったがために勘違いをさせてしまったことです……

 

プライベートでの過剰接待は本気で狙いを定めた殿方にだけにしましょうね。

 

 

ビギナーさんにもおすすめのドレスと靴を紹介していきますね。

私の頃はなかった・・・羨ましいです。